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大阪ダブル選挙?

今年2019年の注目選挙の1つが、大阪で行われる予定の大阪府知事選挙と大阪市長選挙のダブル選挙である。
というのも、大阪都構想の信を問うために、松井一郎知事と吉村洋文市長が揃って辞任し、4月の大阪府議会議員選挙と同じ日程で選挙を行うとのプランが浮上しているからである。

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ことの起こりは2011年11月に遡る。
当時、大阪府知事だった橋下徹氏は、実行が提唱する大阪都構想の実現のために、任期を3ヶ月残して府知事を辞任すると、
任期満了に伴って実施された大阪市長選挙に立候補した。
後任の府知事選挙には、橋下知事の立ち上げた大阪維新の会の幹事長だった松井一郎府議が立候補した。
選挙の結果、松井府知事、橋下市長が誕生した。

2015年5月、大阪市を解体して24区を5つの特別区に再編する「大阪都構想」の実現を問う住民投票が実施された。

大阪市を二分する激戦となった投票結果は、49.6%対50.4%という僅差で、否決された。


大阪都構想が否決されたことを受けて橋下市長は12月の市長選に立候補せず引退。
後任の市長には、40歳の吉村洋文代議士が当選した。


松井府知事は、7月にも再び大阪都構想実現の住民投票を実施したい考えだが、
大阪市議会で大阪維新の会は第1党とはいえ86議席中34議席しか保持していない。
住民投票の実施には、公明党(19議席)の協力が不可欠だが、公明党は住民投票には慎重の姿勢を見せている。

そのため、大阪維新の会としては、4月の市議選にダブル選をぶつけ、世論を盛り上げて議会で過半数を獲得し、住民投票でも賛成に持ち込みたい。


もっとも、この目論見には問題点もある。
辞任した首長が再び立候補して当選した場合、任期はもとの任期の残りだけとなる。
これは、首長が自らに有利なタイミングで辞任して選挙に臨むのを防ぐためである。
つまり、松井府知事も吉村市長も、辞任して選挙になった場合、当選しても半年でまた選挙となってしまう。
そのため、松井府知事が市長選、吉村市長が府知事選にと、立場を替えて立候補という可能性も考えられる。
しかし、それでは政治を私物化しているとの批判も高まりそうだ。
それを避けるために、吉村市長が府知事選に出る代わり、松井府知事は参院選に出るのではという噂もある。


個人的には二重行政を避けるという意味でも、大阪都構想には私は賛成なのだが、
一度民意で否定されたものを無理にも通そうとする維新の会の姿勢には何やら引っ掛かるものがある。
こうしたごたごたを続けているようでは、都構想の実現はかなり難しいのではないかと思えてくる。









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選挙、政治は面白い!!
せっかくこんな面白いものがあるんだから、思い切り楽しまなきゃ損だよ。

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